スタッフの石川です。
初夏を思わせる暑さになったり、
朝晩は肌寒かったりの東京。
皆さま、
ご体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごし下さいね。
先日、地元の駅にあるカフェで、
コーヒーを飲みながら考え事をしていた時の事。
突然、トントンと肩を叩かれました。
ビックリして顏をあげると、
50代位の優しそうな女性が立っています。
隣の席に座っていた方でした。
「この本読みませんか?」
1冊の本を差し出されました。
「え?えっと・・」
何のことやらさっぱりわからず、
(最初何かの勧誘かとも思って・・)
思わず困った顔になっていた私に、
「この本読み終わってしまったので、
宜しかったら貰ってくれませんか?
家にたくさん本があって、
これ以上増えると大変なので・・。笑。」
と笑って仰いました。
学校の先生をしているというその女性は、
本が大好きで、次々と本を読んでは、
読み終わった本を生徒にあげているそうです。
見ず知らずの方に本を頂く・・なんて、
なんだか申し訳ない気がしたけれど、
是非!と言われたのでありがたく頂戴しました。
【人生の原理】
なんだか難しそうな本だな~と思いながらも、
その女性がお店を出たあと、
早速パラパラ読み始め、
気づいたら1時間半・・
夢中ですべて読み終えていました。
何だか叱られたような、
励まされたような、
強く背中を押された感覚でした。
仕事や人生において、
大切なのはどんなときでも前を向いて、ぶれないこと。
言うのは簡単だけれど、
なかなかそんな自分にはなれなくて・・。
じゃあどうしたらいいのか。
この本は、そのヒントを教えてくれています。
今の私に足りない事がたくさん。
この本との出会いは必然だったのでは?と思うくらい、
一瞬で私の心に入り込んできました。
たまたま入ったカフェで、
たまたま隣になった女性から頂いた本。
出会いは一瞬だったけれど、
この本はずっと大切な一冊になるでしょう。