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神前式には、両家の絆を深める儀式があると思う。

2018.04.25

ケアエスコートの石川です☆
全国的に初夏を感じさせる暑さだった先週末、私自身、久しぶりの神社でのお付き添いでした。
石段上ったところ

最近、ケアエスコートにご依頼頂く新郎新婦様の挙式スタイルは、神前式が多いかな?と感じています。

神前式は、言わずと知れた日本の伝統的なスタイルで、1990年代までは結婚式の8割を占めていました。
最近では挙式全体の20%以下とも言われていましたが、ケアエスコートに限ったことではなく、去年位からは全体的にも増えているように感じられます。

神前式は、その挙式の意味から、基本的に参列できるのは親族のみとされていますよね。
(親族以外の参列も可能な所もあるようですが、参列できる人数が限られている場合が多いようです)
親族だけが参列するということ自体、結婚する2人はもちろん、自分の家族や相手の家族、
さらには両家の家族同士のつながりを強くしてくれる気がします。

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神前式の儀式の中で、新たな結びつきを感じるポイントが2つ。

1つは、神前式の挙式の際、両家が向き合って座る事。

キリスト式や人前式の時は、新郎新婦に向って座りますよね。
お二人を中心に、みんながそれをお祝いする形。
でも、神前式の場合、椅子の前に案があるものの、両家が顔を合わせるように座っています。
中央の新郎新婦を皆で包み込むように見守る感覚に、両家の絆を感じます。

もう1つは、挙式中の親族盃の儀で、皆一同にお神酒を飲む事。

神前式でお付き添いをさせて頂く際、私たちも、親族盃の儀でお神酒を頂戴する事があります。
あの瞬間の一体感は、言葉にできないほど、尊い感覚です。

新郎新婦だけでなく、両家の結びつきをこんなにも肌で感じる事ができるのは、神前式ならではだなと感じています。

神前式のとても厳かで、厳粛な雰囲気には、いつも緊張して身が引き締まる思いです。
でも、不思議とあたたかみを感じるのは、家族と家族の結びつきを大事にしているから・・なのでしょうか。
日本の美しい伝統と心が、ずっと続いて行ったらいいなと、しみじみ思います。

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余談ですが、
神前式でおなじみの雅楽に興味をもった私は、最近雅楽のCDを買ってしまいました(*’▽’)
まさか雅楽のCDを買う様になる日が来るとは、自分でもビックリです・・。

雅楽=神前式の音楽ではないですが、私にとっては、多くのお客様の幸せを彩ってきた音楽なので、
聞くと幸せな気持ちになるんですよね☆
奥が深そうな音楽だから、少し調べてみようとも思ったけど(笑)、
私には「なんか幸せ感じるわ~」位の聞き方がちょうど良いみたいです☆


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