結婚式のお呼ばれといえば招待状。
私も、返信マナーを必死で調べた記憶があります。
でも、今はみんながスマホを持っていて、LINEでやり取りする時代。
今回は「招待状って今でもこだわりポイントなの?」と思って調べてみました。
早速、ブライダル総研の結婚式トレンドで過去5年間のデータを調べてみました。
「招待状・席札をオリジナルデザインでつくる」42.8%(2017年)
2011年が49.3%だったのと比べると、少し下がっていますが、5年間で結婚式のトレンドが移り変わる中、実は移り変わりが少ない、根強いこだわりポイントです。
キャンドルサービスなんて2011年、33.3% → 2017年 12.7%ですから。
ちなみに招待状の作成、検討時期というものもありました。
同じくブライダル総研のデータですが、4.8ヶ月に検討、4か月前に月前に決定、その後席次表のデザイン決定に入るという流れです。
席次表の発注はゼクシィによるとおおよそ式の3週間前に決定。
でもその前に、肩書を決めたり、席次の配置を決めたりと大忙しです。
返信がなければ、席次が完成できず、発注が間に合うかどうかひやひやしてしまうことも。
5年間でトレンドに左右されない根強いこだわりポイントで、返信がないと、席次が作れなくて、最悪の場合は止まってしまう招待状。
本日は、重要な要素である、招待状の返信について、
これらをご説明できればと思います。
招待状の返信の時期にもマナーがあります。
期日、日取り、この二つが重要だと言われています。
期日について詳しく説明すると、招待状は、挙式の2か月前に発送し、期日は挙式の1か月前とされています。
しかし、挙式の2か月前から、新郎新婦様は結婚式の準備に追われ、バタバタと忙しくなります。
特に挙式2か月前から、テーブル卓数、食事数などの具体的な打ち合わせも入ってきます。
最近ではウェルカムアイテムや、ペーパーアイテムを手作りする新郎新婦様も増えてきました
そのため、返信が無い場合、席次表などのペーパーアイテムが作れない・具体的な打ち合わせが進まないのです。
なので、招待状をいただいたらなるべく早め、理想は三日以内に返信をしましょう。
また、招待状をいただいた時に、SNSやLINEなどで返信することも増えています。
ですが、打合せ時に返信はがきで参列者のリストを作ったり、名前を確認したりするので、たとえ返事を伝えていても、返信はがきは必ず投函しましょう。
返信はがきの投函日について、こちらも日取りがあり、
投函の場合は、吉日の午前中になります。
そのため大安・先勝・友引の午前に投函し、消印日がつくのが理想です。
ただし、現在では、招待状の投函日の日取りをあまり気にしない方も増えてきています。
そのため、頭の片隅に入れつつも、期日>>>日取りでの優先順位がよいと思われます。
では、返信はがきの書き方ですが、出席する場合は
また、筆を使う場合は墨がグレーや薄くならないように気を付けてください
(薄墨は弔事の際に用いられるものです。)
以上のポイントが返信はがきのポイントとなります。
欠席する場合の書き方ですが、出席する場合とほぼ同じマナーです。
ただし、欠席理由や投函についていくつかマナーがあります。
新郎新婦側では、「ぜひ出席してほしい」という気持ちで招待状を出しているので、当日の会場に祝電を送ったり、何らかのお祝いをするのが望ましいでしょう。
招待状が連名の場合、出席する方の各自の名前の記載が必要になります。
もし、どちらかが欠席する場合は、出席する方の名前の記載と、メッセージ部分に欠席される方の簡単な理由を記載しておくことで、書き損じと間違われることもなくなります。
また、夫婦二人とも欠席する場合は、欠席時の書き方と同じで、名前の部分にお二人の名前を記載します。
二重線で消す際に、「寿」を使って消す方法があります。
ただし、この「寿」を使う方法はいくつか気を付ける点があります。
こちらは知らなくても問題ありませんが、招待状は時に親御様の手元に届くこともあります。
マナーを知っておくことは、新郎新婦様が「招いてよかった」という気持ちにつながります。
相手の立場を考え、どのような立ち振る舞いが相手にとってうれしいかを考えるのがマナーにつながります。
介護の必要な大切なご家族と
結婚式の喜びを分かち合うお手伝いをいたします。