教えて!カイゴ (for wedding)

最近増えている家族婚のケアエスコート

2017.08.04

ひと昔前までは、100人、200人のゲストが当たり前の時代だったのが、最近は、50人、60人とか。

 

ご家族だけの、お身内のお祝いも増えてきました。

 

会社の上司も、縁遠いご親族も、呼ばない結婚式。

お友達や同僚とは、会費制のパーティで、結婚式と披露宴は、お身内だけでという方も増えています。

 

ケアエスコートでお手伝いするケースも、年々増加中です。

 

実は、通常のご披露宴とは、また違ったサポートが必要です。

 

通常のご披露宴だと、ご家族は、大忙し。

おばあさまやおじいさまのお相手をする暇はなく、あちこちにお酌やご挨拶に駆けずり回っていらして、おじいさま、おばあさまや私たちと、お話しもなかなかできません。

 

なので、私たちは、介護サポートに専念し、全てお任せしていただきます。

 家族婚2

おじいさま、おばあさまのことは、何も考えないで、ただただ、新郎新婦様とゲストのことに、専念してくださいね。という思いで、お手伝いしています。

 

家族婚となると、ご両家の親しい方たちのみなので、ご挨拶もあっという間です。

後はゆっくり、本当にご家族同士がとっても近い席で(場合によっては、一つのテーブルで)いろんなお話をされて、くつろがれます。

 

では、私たちの役割は?

実は、介護以外の、重要な役があるんですよ。

それは、ご出席者やおじいさま、おばあさまの緩和材の役。

 家族婚

家族婚とはいっても、ほとんどの場合、ご両家は、初対面に近い状況です。

話題がなくなったり、しんと会話が止まったり。

そんな時、さりげなく、お話がまた盛り上がるようにお話をつないだりします。

また、逆に、皆さまのお話が盛り上がってしまって、おじいさま、おばあさまが取り残されないよう、お話をし、タイミングを計って、ご家族の会話に入れるように間をつないだりします。

 

介護って、身体にさわって、お世話をすることだけって、イメージですが、

ケアエスコートでは、実は、お気持ちを盛り上げたり、関係づくりを上手に作ったりすることが、本当の仕事だと考えています。

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