母と娘の結婚準備

椿山荘に泊まって、ホテルと高齢者について考えてみました。

2017.10.04
庭
ホテル椿山荘東京は、とてもラグジュアリーな空間

こんにちは、ケアエスコートの石川です。

椿山荘といえば、都心とは思えない程、豊かな四季折々の自然が楽しめる庭園が有名ですよね。

どの季節でも、たくさんの方が庭園散策をされています。

庭園には、宿泊客だけでなくどなたでも自由に入る事ができますよ!

蛍の季節、6月~7月ごろは、本当に蛍が庭園の中を、ふわ~ふわ~と飛んで、幻想的です。

実は私、蛍をそれまで見たことがなかったので、本当に感動しました!!

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タクシーでホテル椿山荘東京に行く場合 ホテル棟とプラザ棟

ホテル棟の正面玄関は、3Fになります。

ホテル棟正面玄関・タクシー乗り場

待機しているタクシーや入ってくるタクシーも多い場所です。
(正面玄関前はタクシー乗り場)

ただ、ボーイさんが上手に案内して下さるので、タクシーから、あわてて降りなくても大丈夫です。

タクシーの乗り降りは、ご高齢の方にとっては、とても大変な事ですから、
足からゆっくり、頭をぶつけない様に気をつけてお降りくださいね。

介護タクシーで行った場合は、特に、車椅子の上げ下ろしで、
どうしても停車時間が長くなるので、周りの車に気を配って下さる方がいるのは安心です。

ちなみに・・

プラザ棟の正面玄関(ホテル棟と同じく3F)から入った場合、
プラザ棟からホテル棟への移動は、かなり距離があり、途中緩やかな傾斜もあるので、
ご高齢の方には少々ご負担があります。

なので、タクシーでいらっしゃる際は、

「ホテルの方の正面玄関に行ってください」

と、念のため運転手さんにお伝えした方がいいですね。

ホテルのフロントからお部屋まで

正面玄関入って(入り口に段差などはありません)、左手がホテルフロント、
右手がコンシェルジュデスクです。

宿泊する際のチェックイン・チェックアウトなどはフロントへ、
タクシーの手配、車椅子を借りる、荷物の預かりなど、
要望や困り事の場合には、コンシェルジュデスクへ。

ロビーには、椅子やソファがあり、綺麗な大理石の床で、所々に絨毯が敷かれています。

ただし、歩行にご不安のある方は、
絨毯のヘリに足を取られたりすると危険ですよ。

また、大理石の床は、濡れている時は滑りやすくなるので、
雨の日などは、靴の水気をしっかり拭くことも大事ですよ。

フロントの手続きが終わると、スタッフさんが荷物を持ってお部屋まで案内してくれます。

エレベーターはフロントからすぐ近いところにあります。

エレベーターホールは、床も壁もエレベーターも黒で雰囲気がいいので、
少し薄暗く感じるかもしれません。

白内障や視力の弱い方は、より見えにくく感じますので、
エレベーターに乗る際には、扉の開閉や足元など、
周りの方が気を付けて差し上げて下さい。

エレベーター内は、車椅子で乗っても、十分余裕があるくらい広いです。

スタッフさんがいる場合は、扉を押さえて下さったり、誘導して下さいますよ。

廊下は絨毯。

どちらかというと硬めの絨毯なので、足の沈み込みは少なく、歩きやすいタイプですが、
歩行の際は足を取られてつまずかない様にご注意くださいね。

「錦水」3Fロビー

 

椿山荘のお部屋と介護の視点

お部屋のドアは、カードキーをピッとかざして開けるタイプです。

あまり、ご経験がない方には、かざし方とか、扉をあけるタイミングなど分かりづらいかなと・・。

部屋まで付いてきて下さるスタッフさんに、その場で一度やって頂くといいと思います。

 

私の泊まったお部屋をご紹介しますね。

室内は、全てバリアフリー。

とても広々としているので、車椅子の移動も問題なしです。

唯一、お手洗いの入り口は車椅子だとギリギリ入る・・かなと。

お部屋に入ってまず目に飛び込んでくるのは、窓から見えるきれいな夜景!

騒がしすぎない、ほどよいビルの灯りで、「わ~!!」と窓に張り付いて見てしまうほど感動的でした!

お部屋内も廊下と同じような(少し柔らかめかな?)絨毯、水回りは白い大理石の床です。

お部屋には、足の先が開いた簡易スリッパも用意されていますが、
足の悪い方、歩行の不安定な方は、使用されない方がいいかと思います。

「かかと」がないのでスリッパが脱げたり、歩き難かったり、
特に大理石の床ではとても滑りやすくなるので、転んでしまう危険がありますので。

ご高齢の方は、ルームサービスという選択肢もいいですよ

ご高齢の方の場合は、ルームサービスでお料理を注文するのもいいかもしれません。

もちろん、ホテル内やその周辺にはレストランなどもありますが、
ご高齢のかたは、外出することもご負担になるので、
お部屋で外食気分が味わえ、ゆっくり召し上がれるのでお勧めです。

メニューやその日の混み具合にもよるのかもしれませんが、
お部屋の電話で注文してから20~30分ほどで出来立てのお食事が運ばれてきます。

朝食のルームサービスは、指定のオーダー表に記入し、
夜の間にドアノブ(外)にかけておく必要があります。

スタッフさんが、セッティングしてくれ、食事が終わる頃合いを見計らって
(すぐ片付けて欲しい場合は電話をします)片付けに来てくださいます。

備え付けの椅子(手すり付き)は、ゆったり座れて座り心地の良い椅子なのですが、
身体が沈み込みすぎてしまうため、

お尻の下にバスタオルや枕を入れて、姿勢を整えてから

召し上がって頂くといいかも。

ホテルのお部屋のお手洗い、入浴での注意点

椿山荘の場合、お手洗いには手すりはありませんが、明るく、個室内はそこまで広く無いので、
ご自分で歩ける・立っていられる方なら、転倒の危険もなく、安全に使えると思います。

流す際のレバーは後ろについています。

そして浴室ですが、浴室は、事故のリスクがとても大きい場所です。

特にホテルのような慣れない環境でのご入浴は、少しでもお身体にご不安のある方の場合は、
必ずどなたかに近くにいて頂きたいと思います。

(できれば、中まで一緒に入ってお見守りを!)

このお部屋のお風呂は、手前にガラス張りのシャワーブースがあり、その奥に浴槽がありました。

シャワーだけで済ませる方は、シャワーブースが便利で良いと思うのですが、
ガラスの扉は重く、また、立ったままシャワーを浴びる事が前提なので、
ご高齢の方にはかなりのご負担がありますね。

なので、シャワーだけの場合も、浴槽内に入って座った状態で
シャワーを浴びるのが一番安全です。

ただ、浴槽に滑り止めや手すりがなく、幅も深さもあるので、浴槽に入る際には、
完全に座るまで、しっかりと慎重に身体を支えてあげたほうがいいです。

(麻痺があったり、全く歩けない・立てない方の場合は、
この方法でもご入浴は難しいかと思います)

また、シャワーヘッドが大きい・重い、お湯の出し方や温度調節が分かりづらい等、
やはりご入浴中もどなたかのサポートがあった方がいい様に思います。

浴槽から出た後も、大理石の床に敷いたバスマットが滑りやすいので、十分にお気を付け下さいね。

椿山荘のバスタオルは、とても上質で分厚く、大きいものでした。

ただ、小柄な方や手の力が弱い方には使いづらいと思いますので、
フェイスタオルで代用するのがいいかも。

お部屋には、浴衣と上下別々のパジャマが用意されているので、お好きな方を選べます。

動きやすさの点からすると、足の動きが制限される浴衣よりパジャマの方がおススメです。

椿山荘に限らず、ラグジュアリーなホテルほど、雰囲気よく素敵なお風呂が多いのですが、
それがかえってご高齢者には不便になってしまう場合が多い様に感じます。

(ユニバーサルデザインのお部屋は除きます)

もちろん、普段入っているお風呂とは違って素敵ですし、
香りのよいシャンプーやリンスでとてもお喜びになるのは間違いないのですけどね。

ホテルのベッドと就寝後の照明の注意点

最後はお休みになるベッドです。

泊まったお部屋のベッドは、大人が2人寝ても十分余るくらいの広さがあり、
身長170㎝ある私でも腰かけてギリギリ足が付く位の高さがありました。

高さがあり、幅の広いベッドの場合は、ご高齢の方が横になる際には、
足をベッドに上げたり、ベッドから落ちない様に、身体をベッドの中央に移動するなど、
サポートが必要な場合もあります。

また、起きてベッドから降りる際に、足が床についていないと、
ストンと床に滑り落ちてしまう危険もありますので、
特に目覚めて間もない朝や夜間トイレに行く時などは、
立ち上る際に身体を支えて差し上げると安全です。

また、トイレに関して1つ。

ホテルのお部屋の電気のスイッチって、意外と分かりづらくないですか?

壁にあったり、枕元にあったり、その照明についてたりなどなど・・

私もホテルに泊まる機会がある時は、必ずといっていいほど違うところを消してしまったり、
反対に点けてしまってビックリなんてことがあります・・。

同室の方がどなたかいるなら安心ですが、もしそうでないなら、
ご高齢の方は夜間お手洗いに行かれる方が多いので、

お部屋の入口付近の電気・トイレの電気はつけたままにする、
ベッドの下に足元だけ照らす電気があればそれは点けておく

などすれば安心です。

(眠る際の照明環境は人それぞれ好みもあるので、一概に言えませんが)

慣れない環境での夜間のお手洗いというのも、転倒や怪我などの心配があるので、
お部屋の設備や環境に応じた配慮をして差し上げる事が必要です。

素敵なホテルに泊まることは、非日常でとっても癒されます。
結婚式にご出席のおじいさま、おばあさまにとっても、とってもいい思い出になることでしょう。

だからこそ、お怪我をされないように、お気をつけて。

 

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