教えて!カイゴ (for wedding)

車椅子で結婚式に参加されるとき(ホテル椿山荘東京 神殿と料亭「錦水」)

2017.10.10

 神殿(豊生殿)

私たちがお手伝いした神殿(豊生殿)は段差はなく、
扉から神座にまっすぐ伸びる通路は、美しい石畳が広がり、
参列者のスペースの床は、少しザラザラした石の床で、滑る心配はなさそうです。

image2

参列者の前の机(八脚案)は、動かす事が出来るので、車椅子のまま参列する事ができます。

(案は勝手に動かさず、スタッフの方に動かして頂いてください)

儀式中の立ったり座ったりも、車椅子の方は、座ったままで全く問題はありません。

神殿の椅子は、神殿特有の布張りで背あて・ひじ掛けのない物なので、
ご高齢の方がお座りになる際は、近くでお見守りしてください。

布部分に体重がかかると、たわんで、バランスを崩しやすく、
そのまま後ろにひっくりかえってしまわない様に、十分ご注意くださいね。

余談ですが、儀式の後半の方に「親族盃」という参列者皆で、御神酒を頂く儀式があるのですが、
お酒が飲めない方はもちろん無理に飲まなくて大丈夫。

少し口に持って行くだけでOKです。

 

豊生殿の隣には、写真室があり、親族写真を撮影します。

もちろん車椅子のままでも大丈夫。

最前列の椅子を動かしてご案内くださいます。

あとはカメラに向かってとびきりの笑顔を♪

庭園での写真撮影

私たちのお客様は、写真室でのお写真の後、庭園に出て屋外での写真撮影をされました。
(撮らない方もいるそうです)

豊生殿を出て、エレベーターホールに戻る途中に、
庭園への出入り口(自動ドア)があります。

外に出るとすぐ3㎝位の段差が

意外とこういうわずかな段差が、つまづきやすいので、足もと注意!

写真撮影をした場所は、少しカーブした上り坂を進み、
緩くて長い下り坂を進んだ赤い橋の手前あたりです。

道はコンクリートで、幅も人と人とが十分すれ違えるくらいあるので、車椅子でも大丈夫です。

下り坂は急ではないですが、所々カーブしていたり砂利道だったりもするので、
念のため車椅子を後ろ向きにしてゆっくり進んだ方が良いです。

まるで別世界、東京の中に森林の中の奥座敷のような料亭「錦水」

 

 

写真スポットといえば…♪ One of the garden’s best places to take photos! #garden #relax #japan #trip #photospot #hotel #chinzanso #tokyo #hotelchinzansotokyo #green_hct #庭園 #写真スポット #ホテル #椿山荘 #東京 #ホテル椿山荘東京

ホテル椿山荘東京 Hotel Chinzanso Tokyoさん(@hotelchinzansotokyo_official)がシェアした投稿 –

写真撮影場所からさらに先を進んで、赤い橋を見て左に進んでいくと、
庭園内にある料亭「錦水」に続く石畳があります。

少し上り坂で石畳なので車椅子で進むと少しカタカタ揺れるので、
車椅子に乗っている方には声掛けしつつゆっくり進んで下さいね。

「錦水」の正面玄関(3Fになります)はまるで、格式のある旅館の玄関のようです。

 

ホテル内から錦水への行き方

「錦水」へは、庭園から以外にも、ホテル内からも行くことができます。

1Fロビーの庭園出入口の手前に、料亭「錦水」に通じる階段があり、
それを降りて、道なりに進んでいくと、「錦水」の正面玄関に出ます。

あ、車椅子の方もご安心ください!

階段には車椅子用の昇降機が設置されていて、
階段横のインターフォンを押して「錦水」のスタッフさんに操作してもらえます。

階段の隣にエスカレーターもあるのですが、
こちらは上りエスカレーターなのでご注意くださいね。

image6

「錦水」の玄関を入ると、スタッフさんが笑顔で迎えてくれます。

こちらでは、玄関で靴を脱いでスリッパに履き替える必要がありますが、
玄関の上がり框は15㎝位の高さがあるので、
ご高齢の方は、サイドにある置き型?の手すりにつかまって上がった方が安全です。

image5

車椅子の場合は、玄関用のスロープを用意して下さるのでそのまま上れます。

image1

照明は暗めですが、上がり框の部分に電気がついている(素敵なアイデア!)ので
足元は見やすかったです。

玄関を上がった所からロビーまでは距離は短いですが、ピカピカのフローリングで
滑りやすいので、スリッパをはかない方がより安全だと思います。

ただ、フローリングではストッキングや靴下も滑りやすいのでご注意下さい。
(「錦水」は、玄関上がったところ以外は絨毯です。)

お手洗いは各階にあります。

お手洗いはあまり広く無く、個室は1、2個。

手すりはありません。

車椅子ではギリギリ入れるかな?

車椅子用トイレは2Fの一番奥にあり、扉は手動の右スライドタイプです。

本当に落ち着いた美しい数寄屋造りの料亭ですので、
結婚式以外の会食などでも、ご利用の方が多いようです。

披露宴会場が「「八千代」の場合

基本的に料亭内の移動は階段で、エレベーターは車椅子と人2人も乗るといっぱいです。

そしてエレベーターは閉まるのが早いので、
乗り降りする際は、誰かが「開」ボタンを押していた方が良いです!

エレベーターを降りるとすぐ左手が「八千代」のお部屋です。

八千代の入り口は、玄関同様、段差がありますが
車椅子用のスロープを用意してくれるので車椅子のままでも大丈夫。

私たちがお手伝いした時は、歩ける方だったので、八千代までは車椅子、
八千代では車椅子を降りて歩いて中に行かれました。

八千代内はスリッパを脱いであがります。
玄関同様、上がり框上がったところはフローリングなので、靴下などで滑らない様に!

image3

会場内は廊下、食事するところもすべて畳です。
畳の香りってとっても落ち着きますね~!

念のため、畳も、靴下やストッキングは滑りやすいので、どうぞお気をつけて。

初夏や秋口は、窓から見える青空と木々の葉の緑がとてもきれいで、
下には川が流れていて小さな滝も見え、ずっと見てると時間を忘れそう。

ここだけゆっくり時間が流れているみたいです。

私たちのお手伝いの時は、ご披露宴は、テーブルと椅子でのお食事でした。

椅子なので、高齢の方や足のお悪い方でも立ち上がりは楽ですね。(通常の椅子よりは少し低めです)

お食事は、それぞれのご披露宴によって違うと思いますが、
お手伝いさせて頂いたときは、和食中心の全て、お箸で食べられるお料理でした。

おめでたい日に相応しい食材や季節の食材を取り入れたお料理と、
盛り付けにもこだわりが感じられて、とても大切に作られたお料理なんだな~と感じました。

お料理を運んでくださる女性スタッフさんも和服姿で、
存分に和のおもてなしを味わえます。

車椅子用のお手洗いは2F(八千代の階)ですが、
普通のお手洗いは八千代の入り口近くにあります。

個室は1個で、こちらもスリッパに履き替える必要があります。

お開きの後の移動について

ご披露宴がお開きになり、帰りのタクシーに乗るためには、ホテルのロビーへ向かいます。

八千代を出てすぐのエレベーターで3階へ。

正面玄関から出て、左に行くと庭園、
右に行くとホテル1Fへと続く階段です。

階段は「錦水」のスタッフさんが、
車椅子用の昇降機を操作して上にあげて下さると思います。

ホテル1Fに着いたら、エレベーターで3Fへ。

正面玄関にでるとタクシー乗り場があるので、ボーイさんの誘導で
スムーズにタクシーに乗れると思います。

お待ちになる時は、ロビーの椅子で座って待つことが出来ます。

 

ホテルに入ってくるのは普通のタクシーがほとんどなので、
もし、ワゴンタイプのタクシーをご希望なら、
コンシェルジュデスクで呼んでもらえます。

到着までは少し待つことになると思いますのでロビーで座ってお待ちくださいね。

とても座り心地のいい椅子ばかりですから♪

椿山荘へは何度か足を運んでいますが、
行くたびに「あ~、日本て良いな~」と感じさせてくれる場所だと思います。

春、夏、秋、冬と、行く季節によって自然は色々な顔を見せてくれるのでしょうから、
椿山荘に何度も訪れたくなる気持ちがわかりますね。

 

 

幻想的な蛍の世界へ。 To the magical realm of the fireflies… #もうすぐ蛍の季節 #待ち遠しい #green_hct #fireflies #garden #japaneseculture #japanesegarden #hotaru #hotel #chinzanso #tokyo #hotelchinzansotokyo #蛍 #ほたる #ホタル #蛍観賞 #日本庭園 #庭園 #初夏 #おでかけ #旅行 #森林浴 #ホテル #椿山荘 #東京 #ホテル椿山荘東京

ホテル椿山荘東京 Hotel Chinzanso Tokyoさん(@hotelchinzansotokyo_official)がシェアした投稿 –

車椅子の方でも安心してお過ごし頂ける環境だと思いますので、
のんびりとお出かけされてはいかがでしょうか。
これからは紅葉がきれいですよ~☆

 


教えて!カイゴ (for wedding)一覧
mautic is open source marketing automation