70歳以上か、所定の条件に該当する55歳以上で、公共や社会に功労があった人に国が授与する。種類は大きく分けて、大勲位菊花章、桐花(とうか)大綬章、旭日章、瑞宝章、文化勲章の5種類。瑞宝章は国や地方自治体に勤務した人のほか、危険性の高い業務、精神的、肉体的に著しく労苦が多い業務に従事した人などに賞状とバッジが贈られる。
叙勲には、毎年2回(春は4月29日、秋は11月3日)の春秋叙勲と危険業務従事者叙勲のほか、高齢者叙勲、死亡叙勲、外国人叙勲がある。勲章の授与・伝達のうち、大勲位と各章の大綬章は宮中で授与式が行われ、天皇陛下が親授することになっている(親授式)。そのほかは等級に応じて宮中で内閣総理大臣が伝達したり、所管大臣が伝達したりすることになっている(伝達式) (コトバンク 叙勲・褒章とは)
叙勲は秋の11月3日、春の4月29日の年二回行われますが、
通達から拝謁まで日数が短いです。
秋の叙勲であれば
10月末までにご本人様への受章のお知らせが届き、
11月3日に新聞などに発令され、11月5日に重光章受章者の拝謁
11月13日中綬章までの受章者の方の拝謁になります。
春の叙勲であれば
4月後半にご本人様への受章のお知らせが届き
4月29日に新聞で発令、5月8日に重光章受章者の拝謁
5月12日に中綬章及び小綬章受章者の拝謁になります。
伝達式当日の流れ
伝達式当日は、10時過ぎに所轄の省庁へ集合、
伝達式、拝謁、記念撮影、宮中参内の順番で執り行い、終了時間は15時過ぎになります。
開始が10時からとはいえ、早朝から着付けや化粧、支度などでどうしても時間がかかってしまいます。
ご本人の体力も考えると、二泊三日ほど東京に滞在することが望ましいと思われます。
また、参内では付添がお一人だけ許されております。
ご本人に特別な事情がなければ配偶者が一般的ですが、車椅子や付添が必要な時など、配偶者以外の方が付き添うこともあります。
介護の必要な大切なご家族と
結婚式の喜びを分かち合うお手伝いをいたします。