チャペルや教会、披露宴会場など、
ウェディングシーンで良く目にするキャンドル。
キャンドルの灯は見ているだけで穏やかな優しい気持ちになますよね。
電気の明かりとは違う、どこかオレンジ色がかった明かりは、
新郎・新婦様をより引き立たせてくれたり、
他にも結婚式でキャンドルが使われる理由、
実は色々あるんですよ☆
キャンドルに火をつけると周りを明るくしてくれます。
でも、キャンドル自体は徐々に小さくなり、
最後には蝋も芯も溶けてなくなってしまう・・・。
そんな自らを犠牲にし、見返りを求めずに周りを明るくすることから、
「献身的な愛・無償の愛」の象徴とされているそうです。
お互いがお互いを思いやりながら、
見返りを求めない無償の愛を与えて1つの家族を作っていく結婚。
キャンドルの象徴する意味と重ねあわせて使われるのもわかりますね。
また、昔から欧米では、
キャンドルの炎は“天使が幸せを運んでくる尊い炎”
と言われてきました。
「キャンドルの数だけ天使が舞い降り、幸せになれる」
その火をそっと吹き消す事は、
願いごとを叶え封じ込める、
といった素敵な意味があるといわれています。
これに由来して、
新郎・新婦様からゲストの方へ、
そして最後に心を込めて吹き消すという形のキャンドルリレーが、
結婚式のイベントの一つとして日本で定着してきました。
新郎・新婦様の持つキャンドルは2人自身を、
ゲスト用キャンドルは、2人のそれぞれ歩いてきた歴史、
そして、キャンドルが紡ぐ灯りの道が意味するのは、
今まで別々に歩んできた二人の道。
キャンドルに灯りが全部点火されることで、
“別々だった道が一つになる”
なんて、ロマンチックな意味もあるようですよ。
最近では、アロマキャンドルのような、
香るキャンドルも人気が高いようです。
主張しすぎず、フワッとさりげなく香るアロマキャンドル。
香りは、目で見る記憶より覚えていると言いますから、
新郎・新婦様はもちろん、
ゲストの皆様にもより印象的な結婚式になりそうですね。
以前私たちがお手伝いさて頂いたご披露宴でも、
キャンドルサービスがありました。
新郎様のお祖父様の手に手を添えて一緒にキャンドルを持ち、
新郎・新婦様から幸せの火を頂きます。
最後、その火を吹き消すとき、
お祖父様はどんな願いを込めたのでしょうか。
「いつまでも、幸せに・・」
新郎・新婦様を見つめる目が、
そんな風に言っているように見えました。
介護の必要な大切なご家族と
結婚式の喜びを分かち合うお手伝いをいたします。