まだ梅雨も明けないというのに、
毎日暑い日が続いていますね・・・。
ニュースなどでは、
熱中症の話題もすでに出始めています。
熱中症は年齢を問わず誰でも発症しますが、
その内の半数はご高齢者という事をご存知でしょうか?
そして、 「うちのお祖母ちゃんは外に出かけないから大丈夫!」
なんて思ったら大間違い!!
ご高齢者の熱中症発症は、
60%が室内にいる時なんですよ!
ご高齢の方は、
加齢とともに身体の調整機能が低下するため、
「暑い」と感じにくくる、
喉の渇きが感じにくくなり水分を摂らない、
などの状態になるため、
気づかないうちに熱中症になってしまうんですね・・。
では、どうしたら予防できるのでしょうか?
①室内の温度は28℃を目安に!
窓を開けているだけでは温度は下がりません。
エアコンを上手に活用しましょう。
調理中や外出から帰って来た時のお部屋は、
非常に熱がこもっているので要注意です。
また、最近では夜でも温度が下がらず、
寝ている時に熱中症になるケースも増えているので、
室温調整には十分注意してください。
②こまめな水分補給を!
体の水分は汗だけでなく、尿や体の表面からも蒸発して奪われます。
喉の渇きを感じにくく、またお手洗いを気にされて
あまり水分を摂られないご高齢者には、
特に意識して、こまめな水分補給が必要です。
水やお茶、スポーツドリンク等の他、
お味噌汁やおかゆなどお食事から、
また、ゼリーやアイスクリームなどからも水分は補えるので、
工夫して積極的に水分補給を心がけたいですね。
ご高齢の方自身では気づきにくかったり、
遠慮して我慢されていることもあります。
周りが気にかけ、こまめに声掛けして差し上げて下さいね。
介護の必要な大切なご家族と
結婚式の喜びを分かち合うお手伝いをいたします。