車椅子、お着替え、お食事などの付き添い介護
すべてにおいて介護が必要
周りの様子に不安になられないか心配。
12:00 ホテルにて、お会いし、お着替えやお手洗いのお手伝い 14:00 ご親族紹介、写真撮影 14:30 挙式 15:30 披露宴 18:00 ご退出 19:00 ホテルの部屋にて、お着替えなど |
結婚式の車椅子のご移動も配慮しつつ行い、
ご意志を表現されにくいご様子だったので、表情やしぐさでお気持ちを察しながら、お声をかけていました。
ご自身の力でお召し上がりたいご様子だったので、食器やグラスに気をつけながら、お手伝いしました。
会場のスタッフの方には、お料理を小さく切ってくださるなど、細やかな配慮をしていただきました。
花嫁姿をご覧になっては、何度も目頭を押さえていらっしゃり、
またお感謝のお手紙の内容をお聴きした時には肩を震わせ泣かれる場面も。
私たちも涙が止まらなくなるほどの感動的なお式でした。
「素敵なお仕事ですね。これからも続けてくださいね。」と、
花嫁さまのお父さまから、とても嬉しいお言葉をいただきました。
ご本人が時折体調を崩すことがあり、まめな体調管理や水分摂取などが必要でした。
また、ご本人の体力面で、長いお式でもお疲れにならないか心配でした。
9:00 お迎えとご準備 |
本日は、施設から結婚式場まで送り迎えをしてご案内です。
ケアスタッフは2名で担当です。
「本日はおめでとうございます」
・・・・かすかに頷かれました。
呼んでいただいたタクシーは早々と到着、
準備の時間はいつもあっという間。
タクシーは車椅子のまま乗車できるタイプの車で、
リクライニングの車椅子に乗り換え。
長時間の移動になると思いながら、
途中リクライニングの角度を確認。少し横になっていただきながら向かいました。
「寒くはないですか?」
車の中とはいえ、毛布を掛けてさしあげる、首元までかかっているか、足元が冷えていないか、足元までしっかり毛布で包み込みます。
到着後に、お手洗いのお声掛けをして誘導します。
ご新婦様のご両親が挨拶にこられ、お顔合わせです。
移動の疲れと緊張からか言葉はありませんでしたが、緊張なさらないように、
「ご新婦様のご両親ですよ」
とお声をかけます。
はにかんだ表情でしたが、何度もうなずかれていました。
ご新郎様・ご新婦様が気づいてこちらにごあいさつにみえました。
表情が少し緩んで、笑顔が見られました。
私たちもお邪魔にならないようにごあいさつ。ご新郎・ご新婦様が色々なカットで
写真を撮られていたので、お見えになれる位置に移動します。
チャペルへ移動。神聖に厳かに挙式が始まりました。
とてもお幸せそうなお二人の表情を、少し低い、でも一番近くで静かに見守って
いらっしゃいました。
披露宴は明るく、
なごやかなムードでした。
メニューのお声掛けをしながら、手元でカットして、口元までお運びします。
とてもきれいに盛り付けされていていますが、
ものによっては、なかなか召し上がらないものもあり、
一口ずつおすすめします。
お魚料理とスープはお口にあったのか、たくさん召し上がっていただけました。
ご新郎様は、そのご様子を見るとほっとされたようで、
「食べられたね」
と笑顔でご新婦様と顔を見合わせています。
きちんと飲み込めているのか、表情に変わりはないか、
どれがおいしいと感じていらっしゃるか、苦手なお味はないか、
緊張感でいっぱいになりながら、少しずつおすすめしていきます。
途中、お手洗いのお声かけをしました。
朝からずっと座っていらしていて、かなりお疲れの表情が見られたからです。
一度体制を整えるためにも、お手洗いへ。
和やかなムードのなかお食事もおわりお開きとなりました。
ご新郎・ご新婦様がお見送りしてくださいました。
綺麗なお花を頂き、ホームに戻ります。
車の中では、まっすぐ前を向いて、一点をみつめていました。
子育てをしていたころの小さい男の子を思いだしていたのか、
それとも華やかでたくましくなった今日の晴れ姿を思い出していたのか・・・
私たちはあえてお声はかけずに、そばで静かに見守っていました。
ホームにつくと、お部屋に戻りお着替えのお手伝いです。
ベッドに横になられると、途端に表情が軟らかくなりました。
「お疲れになりましたね」とお声をかけると、
「ありがとう」と一言。
・・・・いただいたお花どうしようか??
・・・・こちらに飾ろうか?
スタッフと相談し、空いていたボトルに水をくみ小さなテーブルにかざりました。
心地よい疲労感に包まれながらホームをあとにしました。
披露宴後、ホテルでのお手伝い
ご家族が、二次会からお戻りになるまでの、お着替えやご入浴、お話し相手など
なれない場所でお一人では、不安ではとのこと。
19:30 披露宴会場へお迎えにお伺い(1名体制) 20:00 ホテルのお部屋で、お着替え、ご入浴のお手伝い。お荷物の整理やお話相手 22:30 ご家族がお戻りになり、退出 |
ホテルに戻られてから、ずっと息子様のお話を嬉しそうにされていました。
私自身がご家族になったような気持ちでお話をお伺いしました。
お洋服を一緒にたたみながら、とても温かく接していただけました。
私が退出する時にも、「気を付けて帰ってね」と、おっしゃっていただき、本当に優しい方でした。
車椅子、お着替え、お食事などののお手伝いと、お相手。
ご高齢で疲れやすいので、披露宴が心配。
11:30 介護施設へお迎え お着替え、メイクのお手伝いなど。 13:00 式場到着 14:00 親族紹介 15:00 写真撮影 15:30 披露宴 18:30 ご退出 19:30 介護施設到着 職員の方に引き継ぎ退出 |
高齢と言うこともあり、体力的なことが一番心配でした。
結婚式でも車椅子を使い、お疲れが見えるときは、すぐに休んでいただきました。
式場のスタッフの皆さまが、横になれるスペースを作って下さったり、別室でお相手をしているときに、お食事を運んで下さったり。
スタッフの皆さまの心遣いが温かい式場でした。
お孫さまのドレス姿をご覧になって、「綺麗ね~」と、素晴らしい笑顔を私たちに見せていただきました。
歩くこと、お着替え、お手洗いなど、介助が必要
お手洗いとご気分の変化
8:00 介護施設へお迎え 9:00 ホテル着 お着替え、ご親族紹介など 11:00 集合写真 12:00 挙式 13:00 ご退出 14:00 介護施設へお送り |
時には興奮されることもあるとお伺いしていました。 また、お手洗いもご不安に思っていらっしゃいました。
結婚式の当日は、車椅子から立ち上がろうとされたり、落着かないご様子も見受けられましたが、 お手に触れながら、「新婦様、とてもおきれいですね」と、明るくお声をかけると とても安心されたお顔をされ、微笑まれました。
また、タイムスケジュールを確認しながらお化粧室にお連れしました。
ご親族紹介の時は、とてもしっかりご挨拶をされたのが、今でも強く私の心に残っています。
2014-10-30
車椅子、お着替え、お手洗い、お食事などのお手伝い
ご持病があり、お疲れやすいことと、お手洗いのご不安。
8:00 神奈川県内の介護施設へお迎え お着替え、メイクのお手伝い 10:00 式場到着 11:00 挙式 12:00 披露宴 15:00 ご退出 16:30 介護施設へご帰宅 |
お孫様の結婚式をとても楽しみにされていました。
お化粧の御手伝いの際には、「久しぶりだわ~」と大変喜んでくださいました。
結婚式では、お祖母様のご負担も考えて、車椅子を使わせて頂きました。
お手洗いのタイミングは、式場の方も気にかけてくださり、ご本人も安心されたと思います。
披露宴では、お疲れのご様子が見られたらお声掛けし、何度か休憩を取りながら最後までご出席することができました。
お幸せそうな笑顔がとても印象的でした。
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